WORK
事業内容
AIR CONDITIONING 空気調和設備設計・監理
快適な空間づくりをサポート。
空調は目的の対象によって分けると、大きく保険用空調と工業用空調の2種類に分けられます。保険用空調は、人を対象とした空調で、人体の健康、衛生の保持や労働環境、勤労意欲の向上を目的としているものです。工業用空調は、工業製品の生産過程・格納時を対象としており、工業製品の品質向上や保管時の劣化防止を目的としております。
温度湿度とウイルス
の関係とは?
Harper氏の実験では、室温21~24℃で噴霧されたインフルエンザウイルスは、湿度50%RH以上では6時間度の生存率は3~5%、20%RHの湿度では66%もの生存率を示しました。
この結果から暖房などで乾燥した部屋ではインフルエンザウイルスの生存率が高くなってしまうため、部屋の加湿が必要になります。
7~8℃の低温では、湿度50%RH以上で6時間後の生存率は35~42%、湿度22~25%RHの場合は63%。
一方で、32℃の高温では湿度50%RHでの6時間後の生存は皆無に等しく、湿度20%RHでの生存率は17%でした。
これらの結果からわかるように、インフルエンザウイルスは高温・高湿度の環境よりも、低温・低湿度の環境下で活発になり、長時間活動することができるのです。